みかんの糖度は〇〇で変化する

 

こんにちは。

littlestarの斉藤です。

 

以前の投稿でもお伝えしましたが、我が家は、みかん農家でもあります。

主に義父母がしているので、私は時々お手伝いするぐらいなんですけど。

 

伊予柑、きよみ、甘夏を作っています。

 

販売は、口コミのみで、特に大きな宣伝をしているわけではなく、

ご近所さんが良く購入いただいています。

また、『みかん販売中』の看板を家の前に出しているので、それを観た通りすがりの方が

買ってくださっています。

 

1袋約10kgで税込み1000円というかなり安価の上に

『甘い』と言ってくださる方が、本当に多いです。

 

一度買ってくださった方は、味が忘れられなくて毎年リピートしてくださったり

甘いからと、遠い親戚に送ってくださる方もいらっしゃるぐらいです。

（送料代の方が高づくみたいです…。）

 

どうして甘いのか？？

義父母のみかんのお世話の賜物はあるかと思うのですが

義母から聞いた話によると

 

みかんは、収穫したばかりより、涼しいところに最低1週間、置いておくと糖度が増すそうなのです。

そして、ちょっと温かくなるころ、みんなが『喉が渇いたな』と感じられるようになるころに販売すると

人の舌が変わってくる。

すると、さらに甘さを感じられるようになる…とのことなのです。

 

なるほど～…長年の熟練された技たるものか…と思いました。

 

そこで、本当にみかんは放置したら糖度が増すのか、ググってみたら

やはり、みかんの水分が減って糖度が凝縮されるのと、酸味のクエン酸が減るのとで酸味が低くなるとのこと。

ただ、温かい場所での保管より、涼しい場所での保管の方が、みかんの風味は落ちないようですね。

 

我が家では、1月くらいに収穫を終えて、2月中旬くらいから販売を始めます。

 

伊予柑→きよみ→甘夏の順番で販売していきます。

 

甘夏が最後に販売なので、その間乾燥しすぎないように、今日はワックスがけの作業を朝から家族で行いました。

 

 

 

今年3歳になる息子もお手伝い

 

 

現在2歳で、もうすぐ3歳の息子もお手伝いしました。

ワックスをかける機械の音を怖がって、最初は、怯えながら表情も硬かった息子ですが

だんだんとお手伝いをさせるようになると、表情も和み楽しんでいるようでした。

台車（息子は手押し車と呼ぶ）を押すのを手伝うなど、息子にとっては初めての作業ばかりでしたが、お手伝いをして褒めてもらうのは本人も嬉しいみたいでした。

しかも、みかん大好きです。

 

こちらは販売用のみかんですが、ちょっと販売できないような外観のみかんなども出てくるので、我が家はみかんを購入することはありません。

とてもありがたい環境だなと思えます。

 

みかんは、栄養もあって風邪予防にもいいと、よく聞きますよね。

私は、一応栄養士ということもあるので、少しだけ栄養についても載せておこうと思います。

 

みかんの〇〇に栄養がある！？

 

みかんの薄皮についている白い筋は、みなさんどうされていますか？？

実は、あの白い筋に栄養がたっぷりなのです。

 

ビタミンＰとヘスペリジンが含まれています。

 

ビタミンPは、フラボノイドと呼ばれる色素の一種で毛細血管を強くしてくれます。

ヘスペリジンは、柑橘系のポリフェノールです。

どちらも老化予防に適した栄養素ですので、積極的に摂っていきたいですね。

 

しかも、みかんの薄皮には食物繊維も多く含まれますので、血糖値の急上昇を抑えてくれます。

その為、太りにくくしてくれます。

みかんは食べすぎなければ低カロリーなのでダイエット向きの果物です。

 

後は、みんなが知っているビタミンC。

これは、周知のとおり、免疫アップにも良いし、美容にも良いですね。

 

おまけ

 

柑橘系は、ビタミンCが多く含まれシミ・しわ予防に良いイメージがありますが

もう一つ、ソラレンという成分も含んでいます。

 

このソラレンは、紫外線を肌に吸収する性質を持っており、逆にシミ・しわを作ってしまうのです。

食べて2時間後に体内に吸収されることから、朝食べるのはお肌に良くないとされています。

 

できれば、夕食後。

お肌をいたわる意味で摂っていただくのがベストです。

 

あまり夜遅くに摂るのは、太る原因になるので気をつけてくださいね。

果糖は、脂肪に変わりやすいです。

 

身体に良いとされるみかん。

賢く摂って、コロナに打ち勝つ！！

そして、さらに若々しくなりましょう。