旬は夏ではない

 

 

こんにちは。

littlestarの斉藤です。

 

もうすぐ、土用の丑の日。

7月23日がやってきますね。

 

丑の日と言いえば、うなぎを食べる日。

…と、決まっているわけではないですが、恒例になってきていますよね。

 

うなぎの旬は本来冬なのだそうですね。

 

オリーブオイルひとまわし編集部さんによると

 

江戸中期の学者である平賀源内が、うなぎ屋に夏の暑い季節にうなぎが売れないことを相談され、「本日丑の日」と書いたのぼりを出すよう提案。店が繁盛したため、ほかの店も真似するようになり、結果として土用の丑の日にうなぎを食べることが定着したというものがある。

丑の日にはもともと「う」のつくものを食べると健康にいいという信仰があったため、暑い夏に精をつけたい人たちがうなぎを食べるようになったのが由来のようだ。

 

とのことです。

 

でも、うなぎを食べたらすごく元気になるような気がしませんか？

 

実際に、どんな栄養が含まれるのが次にあげていきたいと思います。

 

疲労回復で夏バテ予防

 

うなぎには、ビタミンB１という疲労回復に良いとされる栄養が豊富にあります。

ビタミンB１は、糖質をエネルギーに変えてくれる栄養素でもあるので、糖質のエネルギー代謝にも貢献してくれます。

 

私の実家は、母がうな丼をしてくれるとき、玉ねぎも一緒に調理してくれていました。

実は、ビタミンB群は、玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンといっしょに摂ると吸収が良くなるのです。

すごく理にかなった食べ方だったな。と今思います。

 

オメガ３のDHA・EPAが豊富

 

オメガ３の油は、積極的に摂ると良いとされています。

DHAは様々な研究がされるなか、認知症予防に貢献されるなど脳のはたらきに関わる栄養素と言われています。

EPAは、血液サラサラの効果が期待されるので、動脈硬化の予防にも期待できます。

 

カルシウムは牛乳より多い！？

 

小骨が多いためかカルシウムも多く含まれます。

実は牛乳よりも多いのです。

牛乳は、100mlあたり110㎎と含まれるとされていますが

うなぎは、100ｇ中、150㎎含まれます。

なかなか取れないカルシウムも多く含まれるので、有難いですね。

 

ビタミンEで老化を予防

 

抗酸化作用のあるビタミンEも多く含まれます。

ビタミンEは、身体の酸化（さび）を予防する働きがあるので、身体の老化促進をやわらげる効果が期待できます。

ストレスや添加物の多い食事、電磁波、紫外線などは、全て身体をサビさせる原因と言われています。

そのサビを予防してくれるので、現代では摂った方が良いビタミンといえます。

 

 

脂溶性ビタミンAが豊富

 

さらに、目や皮膚を保護してくれる栄養素であるビタミンAも多く含まれます。

大体、1/3パックのうなぎを食べれば1日の必要摂取量が満たせます。

ただ、ビタミンAは、脂溶性の為、身体からなかなか排出されにくく、とり過ぎると蓄積される可能性があります。

過剰摂取になりやすいビタミンです。

 

実は、ビタミンAをとり過ぎてはいけない人もいます。

妊婦さんです。

 

妊娠期にビタミンAをとり過ぎると赤ちゃんの発育に良くないということが分かっているので

とり過ぎないように注意喚起されています。

 

そして、レバーも同じくビタミンAが多く含まれています。

 

 

鶏レバーは約19gまで、豚レバーは約20gまでが許容量です。

牛レバーは含まれる量が少ないので245gまでなら大丈夫です。

 

こちらも、オリーブオイルひとまわし編集部さんからの情報です。

 

健康に良いものも、とり過ぎてはリスクもあるので、適度にとるようにしましょう。

 

以上により、うなぎは、やはり栄養豊富だとのことが分かりました。

 

できれば疲労回復のためには、ビタミンB群の吸収を高める玉ねぎやニンニクと一緒にとることもおススメします。