大分の郷土料理

 

こんにちは。

littlestarの斉藤です。

 

 

皆さんの地域にも郷土料理があると思いますが、

私の住んでいる大分でも、有名な郷土料理があります。

 

『やせうま』です。

 

やせうま　と聴いても、どんなおやつなのか見当もつかないですよね。

痩せた　馬？？という連想しか

小さい頃はできませんでした。

 

 

実際に調べたことがあります。

以下

 

農林水産省のホームページによると

 

 

「やせうま」の発祥の地は古野（大分県由布市）とされている。

平安時代、信仰心の厚い乳母の八瀬（やせ）が、貴族の若君の健やかな成長のために、

古野にある妙蓮寺へ参拝に向かった。

その道中、お腹がすいた若君が、「八瀬（やせ）、うま（「うま」は幼児期特有の言い方で、食べ物を指す）」

といい、その度に八瀬が小麦粉を薄くのばしてきなこをまぶしたものを若君に食べさせたことから、

「やせうま」と呼ばれるようになったといわれている。

 

このやせうまの、小麦粉を薄くのばしたものを、具沢山の味噌汁仕立ての汁にいれたものが

『だんご汁』といい、こちらも有名な郷土料理なのです。

 

『やせうま』は、お盆の時に食べる風習があって

わが家でも、今年のお盆も作って、15日の送りの日に、お仏壇いお供えしました。

 

息子が大好きで、おかわりして食べてくれました。

きな粉砂糖の甘いお菓子なので、子どもは好きだと思います。

 

しかも、簡単な手作りおやつなので、大分に限らず、小さいお子様のいるご家庭には、おすすめのモノかもしれません。

 

『やせうま』の簡単な作り方をご紹介しておきますね。

 

『やせうま』作り方

 

材料は、農林水産省ホームページのものを引用いたします。

 

約8人分

小麦粉（中力粉）500ｇ

ぬるま湯250㏄

きな粉

砂糖

塩

 

これに我が家は、オリゴ糖

 

①ボウルに小麦粉を入れ、ぬるま湯を少しずつ加えながらまとまるまで

よく練る。

耳たぶくらいのやわらかさが目安。

 

②水に濡らして、良く絞った布巾の上に

親指くらいの大きさにちぎって、形を整えたものを並べていく

※およそ2時間くらい寝かせておいた方が、よく伸びる

 

 

③数時間寝かしておいたものを両手で端と端をもって平麺のように伸ばしていく

伸ばしていきながら、沸騰している大きめの鍋に入れてゆがく

 

 

④湯がいたものをすぐにきな粉砂糖の中に入れ、からめていく

 

わが家は、これだけで終わってしまうと、口当たりが粉っぽくなってしまうので

最後にオリゴ糖をからめて、トロっと仕上げます。

そうすることで、のど越しも良くなって、美味しくなるのでおすすめなのです。

 

そして、これは私の好みの問題なのですが、

砂糖は、きび砂糖を使用します。

 

黒砂糖も使ったことがありますが、美味しかったです。

 

白砂糖よりも、ミネラル分が入っているので、糖度が強くなくやさしい甘さに仕上がります。

 

最近、プッチンプリンにもきび砂糖を使用したやさしい甘さのものが発売されていて

びっくりしました。

健康を考えて、きび砂糖を利用する方が増えている証拠なのかもしれません。

 

さてさて、この『やせうま』

 

わが家は、みんな大好きです。

 

わが家は、これを作らないとお盆は越せないくらいのおやつ行事になっています。

 

地域に残る郷土料理は、ぜひ、大事に受けついでいきたいものですよね。