おいしい春の山菜は〇〇して!
タケノコ…下処理が大変!!
こんにちは。
littlestarの斉藤です。
先日、タケノコとツワブキをいただきました。
日本は四季折々で、旬の食材を楽しめますよね。
春は山菜がたくさん採れるので、特別な味わいがあります。
ただ、タケノコにしろ、フキにしろ、アクが強くて、下処理が結構大変だったりしませんか??
特に、フキは皮をむく作業で手が真っ黒!
私は、下茹でして(水を沸かした鍋にサッとくぐらす)皮をむきます。
そうすると、採れたての皮をむくよりは、手が黒くならずに済みます。一応、ビニール手袋もしますが。
また、いつもある食材ではないし、いただくときは大量にいただくので、保存も必要になってきますよね。
今回は、タケノコの簡単下処理と保存方法について簡単にまとめておこうと思います。
タケノコの栄養も、最後に載せますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
タケノコの下処理に米ぬかは必要?
基本、タケノコを下茹でするときは、皮はつけたまま。
うま味を逃さないためなのだそうです。
ただ、その時は、縦に切れ目を入れて火を通りやすくします。
私は、2当分くらいにカットして下茹でしています。
タケノコのえぐみを抜くために、米ぬかでゆでることが多いですが、実は、米のとぎ汁でもOKなのです。
米ぬかでゆでると、後片づけが大変!!ですよね。
米のとぎ汁で、約40~60分タケノコに竹串がスッと通るくらいまでゆでて・・・
その後も大事!!
すぐにザルにあげてしまわず
そのまま鍋の中で、冷えるまでそっとしておきます。
これを『湯止め』といいます。
この作業で、タケノコのえぐみが抜けていきます。
この『湯止め』をしないと、えぐみが残ったままのタケノコを食すことに。
気をつけましょう。
完全に冷えたら、皮をむいて使いやすい大きさにカットしておきます。
次に保存方法をご紹介します。
冷蔵保存と冷凍保存
冷蔵保存は約1週間です。
必ず、水に完全に浸かる状態で保存しましょう。
私は、フリーザーパックに入れて冷蔵保存します。
水は、毎日交換しないと日持ちしません。必ず、交換しましょう。
私は、冷凍保存もしておきます。
その際は、下味をつけておきます。
炊き込みご飯やちらし寿司の具に使えるよう、下味をつけて煮た後、完全に冷え切った状態でフリーザーパックに入れます。
それを平にして(冷凍が早い)冷凍しておきます。
できれば、1回分ずつに分けて冷凍保存しておくと、その都度使えて便利ですよね。
タケノコの栄養
では、タケノコってどんな栄養が含まれているのでしょう??
まず、思い浮かぶのは食物繊維ではないですか??
【不溶性食物繊維】
不溶性食物繊維がたっぷり入っています。
これは、水を含んで腸内でカサを増すので便を押し出すのにとっても有効ですね。
ただ、食べすぎると消化不良をおこしますので、一度に大量に食べるのは控えておいた方が良いかもしれません。
【たんぱく質】
実は、たんぱく質もしっかり含まれています。
100g中3.6gと肉や魚に比べると少ないですが、野菜類でもたんぱく質が摂れる食材です。
【カリウム】
野菜類に多いとされるカリウムも含まれます。
生の状態だとダントツ1位なのですが、水煮をすると半分以上失われます。
ただ、それでも100g中約77gは含まれるので、多い方です。
カリウムは体の余分な塩分を吸着して外に出してくれるので、高血圧の方やむくみやすい方にはとっていただきたい成分です。
【チロシン】
タケノコに時々みられる、白いものがチロシンです。
チロシンは、アミノ酸の一種で、神経を伝達する物質の原料となるもの。脳のはたらきに関係するので、ぜひとっていきたい栄養ですよね。
【シュウ酸】
シュウ酸は、タケノコのえぐみの成分です。
実は、ほうれん草にも含まれている成分で、とり過ぎると尿路結石を起こす原因にも。
シュウ酸はカルシウムと一緒になって、身体の外へ出ていく性質もあるので、カルシウムが含まれる食材と摂るとおすすめ。
大豆製品の油揚げや厚揚げなどと一緒に煮ると良いですね。
旬の山菜…栄養も豊富です。
ぜひこの時期に美味しく取り入れてみましょう。
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